突然ですが質問です!
あなたが家の間取りを考えていたとします。
収納スペースの作り方で次の2つのうち
どちらが片付く収納になると思いますか?
①家中のモノを1か所に集中できる大きな納戸をひとつ作るプラン
②各部屋に小さな収納を作るプラン
こんにちは!
家づくりコンサルタント 中村ひろみです。
あなたは①と②どちらのプランが散らからないと思いますか?
①の家中のモノを1か所に集中できる大きな納戸をひとつ作るプラン
の代表作とも言えるのが、1Fと2Fの間に高さ140cmの収納
スぺースを作る 「蔵」と呼ばれる収納です。
広い床面積を確保出来るので
収納力は抜群です。
ただ、ここで気を付けていただきたいことがあります。
それは、収納力が抜群と散らからないは残念ながらイコールでは
ありません。
「蔵」の場合
☆140cmの天井の高さは、小学生ぐらいであれば、立つこと
ができます。が大人がそこに入る場合かがまなければ
なりません。
その動作がとても無理があります。
☆入り口に比べると中が広くなるので
当然、奥のモノが取り出しづらくなります。
日頃、使わないモノが奥にはいると
更に使わなくなるので、不用品の宝庫になりやすいのです。
☆モノをしまうために人が通るスペースが必要になります。
床面積の増加になるので、建築コストがアップします。
収納が使いづらいと散らかる原因になります。
使いやすい収納の定義に
◎使う場所と収納する場所は近くであること
◎しまうアクションは2アクションまで
というものがあります。
もうおわかりですね!
冒頭の質問の正解は②
各部屋に小さな収納を作るプランです。
それでは・・・