現実的な予算でナチュラルな住まいをつくる方法 ー続編ー

 

住宅の性能に対する基準が、どんどん高くなっていている現在では、それに比例して建築コストも増加していっています。ましてや、前回お伝えしたように、それに加えて自然の力を最大限に利用した家づくりを行おうとした場合、土地取得費用や外構工事費用にも、より余分なコストをかけることになってしまうため、家づくりの総予算が大きくアップしてしまうことになります。

今回は、しっかりと高い性能を保ちながらも、自然の力も活かしつつ、かつデザインに優れた家を現実的な予算で家づくりをしていく方法についてお伝えしていきたいと思います。

こんにちは!

Simple Takasaki Studio 中村です。

その1:土地取得費用を抑えること!

例えば、同じ分譲地だったとしても、道路の方向が違うだけで、土地価格は大きく違ってきます。もちろん、日当たりが良さそうな南側道路の土地が、最も土地価格が高くなるのですが、それらの土地は、そうじゃない土地に比べると、坪単価で2万円〜3万円は高めに設定されています。

また、三角形だったり鍵型になっている、いわゆる変形地は、イメージが湧きにくいことから価格は安く設定されています。でも、注文住宅の場合、そういった土地の方がむしろ暮らしやすい家が建てられるとしたら、この点においても費用を浮かすことが出来ますよね?

さらに、これは当たり前のことですが、土地面積の大小によっても土地価格は大きく違ってくることになります。無駄に広い土地を買ったとしたら、土地取得費用だけじゃなく、外構工事にも余分な費用がかかることになるし、固定資産税も高くなるし、庭のメンテナンスも大変な手間になってきます。

ですから、あなたが建てる家にとって必要な広さの土地を購入することが、無駄な費用をカットするために必要不可欠な要素となってきます。

その2:外構工事費用を抑えること!

外構工事は建てる家によって、大きくかけるべき予算が違ってきます。家のコストを抑えることだけを重視したローコスト住宅などは、周囲から丸見えな家なので、それなりに外構工事に予算をとっておかないと、見た目も住み心地に良くない家になってしまいます。

他方、デザイン性に優れつつ、防犯性やプライバシー性に優れた家を建てるとなると、周囲との境に大きな塀や目隠しを作る必要もなくなるし、庭の装飾も必要最小限に抑えることが出来るようになります。

その3:家の費用を最小限に抑えること!

家の予算を必要最小限に抑えるために、必要不可欠な要素は“面積カット”です。つまり、必要なものと不必要なものを明確にし、不必要だと思われるスペースを最小限までカットしていくことです。

普通の家では、廊下だけでも6帖(3坪)ぐらいあったりします。もし、これをゼロにすることで150万円ぐらいの予算をカットすることが出来るようになるとしたら、それでも廊下は必要だと思いますか?

また、せっかく家を建てるんだから、あれも欲しい、これも欲しい、となる気持ちは分かりますが、そうなれば、どんどん家が大きくなってしまい、建築コストが高くなるだけじゃなく、住んだ後のランニングコストだって高くなってしまいます。

ですから、無駄に多く部屋を作りすぎないようにすることも、費用を抑える上では、非常に大切な要素となってきます。部屋も保険のように、もしものことを言い出すとキリがないですからね。

ということで、もし、あなたが現実的な予算で家づくりをしたいとお考えであり、しかし、その具体的な方法をご存知ないのであれば、一度弊社にお越しいただければと思います。

それでは、、、

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