多くの人が見落としてしまう当たり前の費用とは?

 

『えーーーっ!?こんなことって、どこでも教えてくれることじゃないですよね?』家づくりでは、土地や家以外にも、様々な費用が必要となってくるわけですが、資金計画の際に、これらの費用についてヒアリングさせていただきながら具体的に算出していってみると、このように驚かれる方が数多くいらっしゃいます。

こんにちは!

Simple Takasaki Studio 中村伸司です。

例えば、住宅ローン商品は大きく分けて3つあり、地方銀行の多くは、そのうちの当初指定期間だけ金利が固定される”固定金利選択型商品”と借入期間中ずっと金利が固定される”全期間固定金利商品”の2つを主に取扱っているのですが、まず、この2つのいずれを選ぶかによって、初期費用として銀行に支払うことになる費用が大きく違ってきます。

これは、融資手数料が必要か否かという差なのですが、全期間固定金利を選んだ場合、この費用が別途で借入金額の1%〜2%必要になってくるので、(銀行や金利によってパーセンテージが少しずつ違います)仮に、あなたが銀行から借入する金額が2500万円だとしたら、270,000円〜540,000円もの費用が、余分に必要になってくるということになります。

また、銀行で借入するとなると、いずれの商品にも保証料という費用が必要になってきますし、事務手数料(32,400円〜54,000円)と、ローンの契約書に貼る収入印紙(20,000円)が必要になってくるわけですが、もし、固定金利選択型商品の10年固定金利を選び、そして保証料を分割で支払うとなると、初期費用はこの事務手数料と収入印紙代だけでいいということになり、つまり初期費用としては5〜7万円もあれば大丈夫ということになるし、また、全期間固定金利商品を選び、融資手数料と保証料を一括で支払うとなれば、事務手数料と収入印紙代とは別途に、100万円以上もの費用が必要になってくるということになります。

さらに、全期間固定商品の中には、フラット35という商品がありますが、このフラット35を利用するとなれば、銀行とは、違った費用が発生してくるようになります。

また、家具や家電費用も、見落としがちだし、見落とされがちな項目なのですが、これらの費用も、住宅ローンさながらバカにならない高額な費用となります。

ダイニングテーブルのセットだけでも、安くて10万円はするし、高ければ15万円〜20万円ぐらいします。また、ソファーなんかも安くても5万円はするものだし、10万円〜15万円ですめばラッキーで、もしかしたら勢い余って30万円ぐらいのものを買ってしまうかもしれません。

冷蔵庫や洗濯機も、決して安い買い物ではありませんよね?最近は、ドラム式よりも縦型の洗濯機を好まれる方が増えてきていますが、それでも10万円前後はしますし、冷蔵庫だって、ちょっとこだわれば5万円ではとてもじゃないけどおさまらなくなってきますよね?

そして、絶対に必要なのがエアコンですね。これは必要な台数によって変わってきますが、リビングのエアコンだけでも20万円〜25万円ぐらいは必要になってきますね。

もし、我慢して使えるものを使うとなってもそれでも50万円ぐらいは間違いなく必要になってくると考えておいていただいた方が無難でしょう。

こういったことも頭に入れていただきつつ、無理のない、でも出来るだけ理想に近い、バランスのいい家づくりをしていただければと思います。

それでは、、、

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